こんにちは。伊柳です。
この時期は、街を歩いていますと多くの若者を見かけます。彼らは立派に学業を修めて、厳しい入社試験に合格してきたのだと思います。私が社会に出る頃は今とは全く違い、数ある会社の中から就職したい会社を選ぶことができました。
入社試験もありましたが、形式的なものでしたし不合格したという話も聞きませんでした。
それに比べると今は大変だと思います。
でも、これだけ就職難と言われていながらも私が担当している企業さんからは「人が欲しい」というお話を良く聞きます。特に30歳から40歳くらいで営業ができて、会社の次世代を担ってくれる若者が欲しいと言われます。
今思い出してみると、自分がサラリーマンだった頃(15年くらい前)は、会社の中にも30歳から40歳の人がたくさんいて、いろんな意味で頼りになる人達でしたし、中には憧れるような存在の人がいました。そして、社外の付き合いであっても、いろいろ気にかけて教えてくれたり世話をしてくれる先輩が多くいたように思います。時には愚痴を聞いてくれることも。。
自分も、今ではその年代になっている訳ですが、過去に自分が憧れたような人たち、つまり今企業さんが欲しているような人材は果たしてどこに行ってしまったのでしょうか。周りを見渡しても数えるほどしか居ないような。
製造業復活と共に、頼りになる中堅社員という存在も復活して欲しいと思います。
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