成果主義というものが、実は生き甲斐を窒息させる。そんな寓話を見かけました。
仕事の成果が直接的に報酬に反映する仕組み、例えば歩合制のような報酬体系は保険業界に限らず採用されています。確かに分かりやすいシステムですし、経営サイドからみても人件費が変動化されるという見方も出来ますので、ある時期「経営者と従業員双方にとって素晴らしい」という意見が多かったように思います。
しかし弊害も多くありました。「個人」が強調されることにより、組織運営には多くの亀裂が入っていくのを目の当たりにし、労務トラブルに発展したケースも見てきました。
報酬制度についてを論じるよりも、そもそも仕事(傍を楽にする=はたらく)とは何なのか。誰かの役に立つというのが本来の目的であり、その成果そしての報酬であるのでしょう。
もし経済的な豊かさを目的にしてしまったら・・・
実はシアワセは永遠に訪れないのかもしれません。
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