いやなぎネット

待つ営業

久しぶりの帰省です。実家周辺も街の景色が変わっています。

良い仕事をするには休みも必要だと思っているものの、仕事をしたくても無かった時期の後遺症があるようで、むしろ仕事をしていたほうが精神的には休まるような気もします。

休めない病（重症）かもしれませんが、仕事がある=役立てるのは有難いことです。基本的には生涯現役で行きたいので仕事に没頭できるのも、学業に打ち込めるのも、見聞を広げるのも今のうちだけだと思っています。

インターネットや携帯電話のお陰で、遠くにいても仕事ができる環境は充分に整っていますし、こうして帰省している時にもお客様から連絡を頂けます。

ようやく自分の目指すスタイルが見えてきたかと。
ますます楽しくなってきました。

循環型セールスに学ぶ

先日、保険業界について自分の主観をまとめている中で価値・イデオロギーの側面から、どんな分類になるのかを考えて整理しているなかで、改めて循環型セールスに共感できるなぁと思いました。

単に、現在担当している顧客を巡回するという「手法」ではなく、自身の在り方とでも言いましょうか。

この気付きがどう実を結ぶか。すでに結果が出ているという見方もありますが、楽しみです。

保険に関する相談

保険の更新手続きの件で、お客様の会社に訪問したところ新しい事業に関する保険を検討したいという相談を頂きました。その事業は、昨年に開始していたものの成長する兆候がでていいるため、喜ばしい一方で万が一の事故も心配であるとのこと。

その「心配」になったキッカケはお客様が展示会に出店したときに、展示会会場に来ていた保険営業の方からアプローチがありリスクについて指摘があったそうですが、ちょうど私が訪問することになっていたのでタイミングが良かったという事でした。

近代合理化思考か、循環型思考か。

私は後者ですかね。

プロセスと結果

プロセスは大事だと分かっていながら、ついついスッ飛ばしてしまいそうになります。

特にお客様の「価値観」がどこにあり、どこから影響されているかについては深く洞察する必要があると思っています。表面的には「○○保険に加入したい」と仰っていても、あるいはお話を進めて行く中で辿り着いた結論であったとしても、一旦それを破壊して（私の心の中で、ですが）本当にその価値が正解なのかをよく考えたりします。

ご本人がどんな方で、これまでの歩みを伺ったり、ご両親のことを聞きますと答えは見えやすいと思いますが、そこに至るまでのプロセス（特に時間的な部分）であったり、空間のようなものを埋めていくのがとても大切だと考えています。

もっと話が上手くなることと、表現のセンスが磨かれれば、また次のステージに上がれるような気がするのですが。。より良い結果を目指し、プロセス重視で歩んで行きたいと思います。

鵜呑みにしない

これは画期的な保険です！

という話を過去に何度も聞きました。そして、その画期的である理由をズラリと並べられ、まるで欠点が無いと言わんばかり。

保険料免除型、アカウント型、変額型、元本確定型、などなど。

私の性格上、気が済むまで否定的な視点で分析しないとお客様にご案内する気になれないので、画期的（と言われる部分）と一緒に分析結果もお伝えしています。なので販売実績もそれなりです（笑）

保険会社の中枢にいる人（天才？）が開発しているので完璧だと思われがちですが、まぁそんな事はありません。確かに私などに比べれば（比べる必要のないくらい）優秀な方たちであることは間違いありませんが、一方でライフスタイルの多様化と言われている時代に画期的商品など存在しないと考える方が自然だと思います。

だかといって常に疑うというのは良くないと思いますが、せめて鵜呑みせずに冷静に考えることを大切にしていきたいと考えています。

海浜幕張にて

2年ぶりに行ってきました。契約手続きは無事に完了し、帰ろうと駅に向かって歩いていたら突然60代くらいの男性に声を掛けられました。どこかで見たことがあるような人にも思えたのですが…

「なんだ！今日は外回りか？」

人違いかと思い、その旨を伝えようとしたところ、

「覚えてないのか。俺は佐川急便で、あんたの会社にいつも出入りしていた田中だよ」と、深々と頭を下げられまして、その後、雑談のような感じでいろいろ聞かれました。

そのうちに「今日は競馬で設けてきた」と現金（たぶん300万円くらい）と、当たり馬券を見せられ「ちょっと時間あるか？」と言ってきました。久しぶりにお茶でもしようか的な雰囲気で。。。

いわゆる詐欺でしょう。

詐欺師に声を掛けられるようでは、まだまだ修練が足りないという事ですね。

皆様もお気をつけください。

 

良い会社の共通点

社長に徳がある。

社長の無茶ぶり(オフェンス)を許容しつつ、尊敬している社員(ディフェンス)が複数いる。

社員が仕事に誇りを持っている。

 

このような企業さんとご縁ができるのは、とても幸せなことです。

寿司屋にて

8/28は僕の誕生日会ということで、お寿司屋さんへ。

家族3人でカウンターで食事をしていましたら、お座敷の方から非常に元気なご婦人の声が聞こえました。

「今日は大将いるの？」「あんたダメね！！」的な内容だったので、きっと常連さんなんだろうなぁと思っていて、それ以上気にすることなく食事をしていて、そろそろ帰ろうかという時にそのご婦人が現れました。

そして息子を見るやいなや「あらいい子ね！」と。「この子は絶対えらい人になるわ！」と続き、「わたし○○と申します」を息子に頭を下げて挨拶をしてくれたので、僕が息子の頭を撫でたところ「お父さん、この子に触らないでちょうだい！」と何故か叱られまして。。

「お父さんお母さんも立派なんでしょうけど、この子は凄い！」「また会いましょうね」と言って、そこでお別れかと思ったのに、息子がご婦人にむけてバイバイと手を振ったら「あらま～いい子だこと」と終わらなくなってしまいました。

「ほんと、いい子だわ！」と何度か言い残し帰られたのですが、とても不思議で面白い時間でした。

一体、息子は何を思っていたのだろう。大きくなって、もし覚えていたら聞いてみたいです。子供も気を遣うんだなぁ。

人徳は声からも

ようやくお会いできました。

電話で、ほんの少し話をしただけなのですが何かとても奥深いものが伝わってきて、是非お会いしたいとお願いをしていたのですが、念願叶いました。

お話しによりますと、私の母よりも年上で若い頃から経営に携わっていたという大事業家でした。朝は3時くらいに目が覚めて仕事をし、日中は動き回っているのでヘトヘトだと。でも、とてもエネルギーが満ちているようで、非常に興味深く楽しい時間でした。

温泉を当てようと思ったら、この水が当たっちゃってね。と、爆発的に売れているという「水」のペットボトルをお土産に頂いてしまいました。

「あなた何歳？？」

「私なんて、その頃は土日なんて無かったわよ！」「まだまだ頑張れるわね！」と。

お会いしてみて素晴らしい方であるのは分かったのですが、人徳というものは電話からでも感じるものなのですね。貴重な時間を頂いた分、恩返しをしていかなければと思っています。

 

みやげ話

企業に訪問し社長との会話で楽しいのは、その会社に関わる雑談ができることです。

新聞やビジネス誌には載っていないような話が多く、とても勉強になります。また、その話を他の会社さんでも話をしていますと結構盛り上がったりします。事業に関することも勿論ですが、社員さんのことや会社運営における様々なことをお聞きし、また違う会社で話す。

もちろん社名は伏せますし、要約してお伝えするようにしていますが、こういう時間がとても幸せだと思います。営業マンとして役立てることは、まだまだありそうです。