仕事などに追われてしまい大変な様子を表現するのに「あっぷあっぷ」と言いますが、水面に浮かんでいるような状況を思い起こします。
私の場合は、明らかに水面よりも下にいる状況でして・・・
でも、この状況が自分の器を大きくするのだとアドバイスを頂きました。確かにそうなのでしょう。
では一体いつになったら、この状況から解放されるのか。
仮に器が大きくなれば、また新たなものを背負うことになり、そして「あっぷあっぷ」へ。
どうやら、こういう一連の精進を「成長」と言うようです。
いろいろと調べごとをして資料にまとめる。
というような仕事をするには世間で言う休日が一番です。電話もメールも少ないですし、時間の余裕もありますからコツコツと済ませております。
平常時でも、こういう仕事が必要な時があるのですが中々まとまった時間を確保するのが難しく、日中に材料を揃えておいて(保険会社営業時間中に方方へ照会)夜にじっくりまとめる、ということを思い描いていますが、それすら難しくていつもギリギリです。その上、完了しないままの仕事も多くなってしまい休日に一気呵成に仕上げる。
それでも終わらないものを連休で。
そんな30代でしたが、そろそろそんなスタイルとは決別したいものです。
景気が上向いているのか、お客様の会社が好調なのか。
理由は定かではないのですが、あちらこちらで「人が欲しい」という話を聞きます。中には「とにかくパソコンのキーボードが触れれば良い」とも。学歴不問であるという会社もあるくらいなのです。
転職を検討している人たちの話を聞いていますと、報酬面よりも仕事の質に重きを置いているような気がします。きちんと評価をしてくれる会社が良いと仰います。その評価というのは必ずしも「報酬」ではないのです。
倫理なのでしょうか。
私も、予定外の転職(転籍)をしましたが、自分が思い描く仕事ができる環境なのかどうかに加えて「企業倫理」が備わった会社であるかどうか、これを最も重要視しました。出来ることならもっと早く出会っていたかったとも思いましたが、これも与えられた試練であると思って努力していかねばなりません。
何となく活動エリアが千代田区・中央区あたりになっていましたが、会社が変わったこともありエリアは拡大しています。
選択と集中という点から考えますと果たしてこれが良いことかどうかは分からないのですが、身軽にすぐ動くというのが大事なのです。優先順位とか、そんなつまらない事を考えずとも、目の前にある仕事をテンポよく対応するのが良いですね。
問題は、そのテンポを維持するための体力・気力でしょう。
同業者でスーツケースを転がして営業活動をしている方が多くいらっしゃるようです。
一体、何が入っているのか。いつも不思議に思っています。長期出張なのでしょうかね・・・
カバンの中に常備していると安心できるものが沢山あります。特にリーフレットや情報提供資料、そして各種メンバーズカードなど。
しかし多くの場合、カバンから出さずに帰宅します。つまり、ただ単に持ち歩いただけ。
無駄なのです。
そんな訳で、数年前に日常の持ち物を大幅に削減しました。
財布の中身は現金とカード(キャシュカードとTポイントカードと健康保険証)のみで、カバンの中身はその日に必要な書類だけ。そうしていますと、極力持ち物を少なくしたいと思うようになってきます。最初のうちは少々不安がありましたが慣れてしまうと快適です。
そうしているうちに、日々の行動も効率的になっていくようです。
保険のセールスであるという仕事には変わらないと言いましても、会社が変われば方針や仕事の進め方には違いがあります。
当然、これまで自分の判断だけで決められたものが、それなりの手順を踏まなければいけなくなりますので時間も手間も掛かるようになるのですが、まずは理解を深める必要があると思っています。2ヶ月が経過しましたので概ね捉えることが出来たと思いますし、私から見える改善点もありますので徐々に進めていきたいと思います。
何事もそうですが、システム(コンピュータではなく、仕事の流れという意味で)を変更するのは大変なことです。単に効率化を求めすぎても行けませんし、ルール化を進めるあまり業務スピードが落ちたり柔軟性を損ねてしまっては意味がありません。
むしろ少々不便なくらいがちょうど良いのかもしれないですね。
私の営業におけるコストというと、交通費・郵送費・印刷費・ITを含む通信費などが代表的だと思います。
金額にすれば大したことは無いのですが、低く抑えられるに越したことはありません。そして極力効率的に仕事ができるように考えることもコストを抑えることに繋がると考えています。
最小のコストで最大限の利益という「生産性」というのは、あまり好きな言葉ではありません。ムダな費用は払いたくありませんが、手間暇は惜しみなくないと思います。
そんな事を考えながら、プリンターを買い換えようかと(ランニングコストの低いものへ)と検討をしていましたが、初期投資を回収するまでには恐らく数年かかる見通しだったので見送りました。それにしても、最近のプリンターは高性能ですしコストも安くなっていますね。10万円程度でチョットしたオフィスの設備は整ってしまうのではないかと・・・
少なくとも都心で仕事をするのであれば、あえて資産(業務用の)を持つ必要はないでしょう。
約束やルールを守ることが最も重要だと思います。
ところが、そのルールに時々苦しむことがあります。
ルールを守ることが善なのか、お客様の役に立つことが善なのか。
もちろんルールを逸脱することは論外ですが、その判断に迷いが生じるようなケースに直面したときに、こちらが良かれと思った行為によって思わぬ結果に至ってしまうこともあるわけです。
柔軟に対応したつもりが、相手にも自分にも良くない結果になってしまうことがあってはいけません。やっぱりルールを守るというのが大切なのだと思います。
メールの良さは「文字として記録に残ること」「移動中でもリアクションできること」だと思っていますが、連絡の全てをメールで補うのは不可能だと言って良いでしょう。
メールで端的な内容を伝え、電話もしくは直接会って伝えるというのが、私自身が最も納得できている連絡方法なのですが、中には全くメールを使わない方もいますし、FAXを好む方もいらっしゃいます。
その場合、相手に合わせるのか、自分に合わせてもらうのか。
これまた難しい問題ですが、そんな事を考えながら数年間ITを使った効率化を進めてきましたが(単なるトライ・アンド・エラーの連続ですけど)、結果としてはメールは随分減りました。そして電話も・・・
ようやく少し時間ができるようになったので、またハガキを再開しようかと思っています。荒れた字も放置したままなので、また書き取りも始めることにしましょう。
これまでの知識や経験について、間違っていないかどうか。
このところ、そんな確認作業をしながらの仕事をしています。
知らず知らずのうちに我流だったり、間違った認識が積み重なっているものです。そして、理解を深めることなく何となくやり過ごしてきてしまったものも多数あります。
些細なことでも気がついたら逃さずに解決していくというのは、過去の負債を返済しているようなものかもしれませんが、どこかでまた問題にぶつかってしまうことの無いようにと、これもまた整理整頓なのかもしれません。
だいぶスッキリしてきました。