油断をすると、つい昔話をしたくなります。
営業の仕事をはじめて、ようやく社長さんと話ができるようになったころ「社長になると叱ってくれる人がいなくなるんだよ」と言われました。それは非常に怖いことなのだと。
僕は今でも叱られています。
それは幸せなことなのかもしれません。
良く叱られた人(今でも師だと思っています)は非常に強烈でしたが、とても愛情深い人でもありました。自分で鉄工所を作り、機械を買って取引先の開拓もして軌道にのった段階で従業員に「お前はここで独立して頑張れ」と全てを譲って、自分はまた次の場所を見つけて一から立ち上げをするような人で、こんな人は中々居ないだろうと思っています。
こういう事を「育成」と呼ぶのではないか。また叱られに行こうかな。。