いやなぎネット

コストのコントロール

こんにちは。伊柳です。

我々のビジネス（私個人？）で、もっとも大きな経費は交通費です。特に都内の移動は交通機関を使用しますので、近場での移動であっても一日に数千円を使うこともしばしば。

利益をだそうと思えば、営業を頑張ることと経費を節約することの２つに取り組めば良いのですが、経費についてはただ節約すれば良いということでもないので、そのバランスには結構気を使います。

お客様のところに訪問せずに電話や郵送で手続きを済ませれば、交通費の節約以上に時間も節約できます。ただ、そうすることでお客様の細かな情報（ライフすいタイルの変化）などを把握できないので、より良い提案をする機会を逸してしまいます。また、経費なのか投資なのかも判断に迷うところ。

そうこうしているうちに、時間が無くなってしまいタクシーを使って移動をしなくてはいけない時には、何とも言えない敗北感を味わっています。私にとっては経費であっても見方を変えれば消費であり、それは経済活動の一つであるので、全く悪いことであるとは言い切れませんが相当注意をしていないとお金は瞬きをしている間に消えてしまうわけですね。

年度末に向けて、反省を生かしつつもうひと頑張りしたいと思います。

保険の契約内容が分からない

こんにちは。伊柳です。

保険の見直しサービスは、それなりにやらせて頂いてきましたが生命保険を見なおして欲しいという要望が圧倒的でした。特に、特定の保険会社で扱っている商品を案内するだけでなく、複数の保険会社から適切なプランを提案するというスタイルも確立され、インターネットで契約ができる保険会社もできましてお客様へのプランニングのバリエーションも非常に多くなりました。

これは、良いことだと思うものの問題も出てきているようです。

一番の問題は、契約内容がわかりにくくなってしまうということだと思います。以前は、何らかの生命保険に加入すれば、それなりに保障項目が網羅されていましたから必要な保障が抜け落ちるということは無かったと思いますが、保障についても細分化が進みプランニングが自在になったため、契約内容の把握は難しくなったようにも感じます。

損害保険に関しては、加入していることすら忘れてしまっていることもあるようです。特に、住宅ローンと一緒に銀行などで加入した場合には契約期間が非常に長いため一度手続きをしてしまえば30年以上何も手続きをしないという契約があります。

人件費などの費用を削減し保険料を安くして、そして商品の細分化をすることで顧客ニーズに応えたはずなのに、その結果としてお客様は契約している内容を把握するのが難しくなってしまうという状況にもなっています。

ここで重要になるのは、やはり営業職員や代理店、あるいはファイナンシャルプランナーであると思います。少なくともお客様よりも保険に関する知識や経験は多いわけなので、保険の契約をした後もサポートができる存在でなければいけないと、改めて思いました。

スタッフ採用

こんにちは。伊柳です。

初めて社会に出たときには非常に好景気でしたので、勤めたい会社を選べるという今では信じられない状況でした。地元の会社も新規採用には力を入れていたと思います。

今は就職氷河期と言いますが、一方で私が担当している会社さんではスタッフの新規採用に苦戦しているという話をよく聞きます。職探しは私も何度か経験をしましたので、会社選びをしているうちにますます結論が出なくなる状況は非常に理解できるのですが、ハローワークやインターネットの募集だけでは成功率は低いでしょうね。

また会社が違うと、自分の経験が全く役立たないケースもありますし、文化に馴染まないことも多いでしょう。会社の規模が小さくなれば、スタッフ一人に求められる「マルチ度」は高まると思います。ある程度大きな会社からの転職は、何でもやらなければいけないという違和感のようなものがあるものの、その経験が積まれると、次の転職は非常に楽になると思います。

安易な転職はオススメしませんが、もし機会があって将来的に役立つ転職であれば積極的にチャレンジしてみると人生が楽しくなりますね。

先行投資の回収

こんにちは。伊柳です。

自分に足りないものは、努力して補わなくてはいけません。もちろん補えない場合もありますが、努力＊時間＊お金で大抵のものは何とかなると思います。

この中で、努力によるものが一番大事であると分かっているにも関わらず、ついつい時間を優先させてしまい「時間をカネで買う」と言わんばかりに無計画な先行投資を随分やってきました。10年くらいまえにファイナンシャルプランナーの資格を取ったときにも、市販されている本でじっくり勉強をすれば良いところを、通学講座を選択し当時の自分にとっては高額であった費用を躊躇なく投下してしまいました。

幸い、ファイナンシャルプランナーの講座は、受講生に良い人が多かったことや、その後の私の人生に多大な影響を与えてくれたため、この費用は非常に安いものとなりましたが、その他のものは果たして投資が回収できたかは疑問が残ります。

興味が湧くとすぐに実行したくなる性格であるため、実はすぐにでも受けたい講座があるのですが、本当に今の自分に必要なものであることに加え、回収ができるのかが明確になってから受けたいと思います。そして、過去に受けた研修やセミナーの内容をもう一度掘り起こして復習をしようと思います。これには少なくとも費用はかかりませんので。。。

本年も宜しくお願いします

新年あけましておめでとうございます。

昨年末に、ある先生とお話をしていましたら「物事には順序があり、これまでのようにお金ですぐに何かを手に入れられる時代ではなくなった」という事を仰っていました。そして、周りの環境がどんなに苦しいものであっても、そこで自分に何ができるかが大切なのだと、とても有り難いお話をいただきました。

これまでは、時間を買うというような認識で自身に対する先行投資をしてきたのですが、振り返ってみますと結局は時間の使い方にムダが多かったようです。そして肝心な成果も思ったほど上げられておらず、むしろ悔いの残ることの方が多かったりと反省ばかり。

一方で、昨年は良い出会いに恵まれました。ここ数年、忘れていたものを思い出させてくれた出会いに感謝し、心から喜べることを大切にしながら新たなチャレンジをしていきたいと思います。

本年もどうそ宜しくお願い致します。

ますます上がるスピード

こんにちは。伊柳です。

先日、あるセミナーにお邪魔し鶴野 充茂さんのお話を聴くことができました。とても興味深い内容で、ソーシャルメディアについていろいろな視点でお話して頂き、とても勉強になりました。

その中で、これからスピードがますます求められるという話が印象的だったので、いま考えていることや感じていることをまとめてみたいと思います。

飛込み営業に明け暮れていたころ、複写ハガキに出会いまして夢中になって毎日書いていました。もちろん当時も携帯電話がありましたから、あえてハガキを使って通信をするということに新鮮さと、なんとも言えない充実感に魅了され、自分の中ではスピードと距離をおいてマイペースで仕事をするようになりました。それはそれで効果も実感できましたし、ハガキを書くために字を習ったりと自己研鑽の時間も持てました。

でも、その間インターネットはますます発達し、それに合わせるかのように様々なサービスもスピードを上げていきましたので、自分だけがマイペースを保つというのは少し難しくなりました。東京に来てからはむしろスピードを追うようにというか、むしろ追いかけられるような感じがしますが、ほんの数年振り返るだけでもスピードはますます上がってます。

スピードに限らないですが、行き過ぎたものに対しては必ずといって良いほど調整局面があるので、さすがにそろそろスピードを緩めるような時期に来ているのではないかと思っていたのですが、鶴野さんのお話によるとまだまだスピードがあがるそうです。

保険についてはどうなんでしょう。。これについては少し時間をかけて考えてみようと思います。

トイレ掃除

こんにちは。伊柳です。

２０代の頃、いろんな面で苦しんでいたときトイレ掃除の会に参加したことがありました。地元の小学校に行き生徒たちと一緒に掃除をしたり、他県まで足を運んだこともあるのですが、掃除後の清々しさが印象的で自身を洗い流しているような気がして、それ以降は自宅のトイレも掃除をしてました。

その後、毎朝、トイレと玄関の掃除、自分の車を水洗いしてから保険の営業に出かけることを、ほぼ毎日やっているうちに、いろいろ分かってくることがありました。

そんな中、過去数年間お付き合い頂いている企業の社長さんと雑談をしていたところ、その社長さんもトイレ掃除は会社も自宅もご自身でされているそうで、最近では社員さんが率先してトイレ掃除をされているそうです。「たぶんウチの会社は潰れないと思うよ」という社長のお話に納得し、私自身のトイレ掃除をもう一度見なおしています。

トイレ掃除の道具や洗剤は非常に多くの種類が販売されていますが、どれもパーフェクトではなく満足できずにいました。特に、水アカやサビのようなものは、どうしても取れなかったので諦めていたところ、普段入浴時に使用している木酢液を使ってみたら一発でキレイに！

今までの苦労は何だったのか？という脱力感と、新たな発見をした喜びとが交錯。

こうやって人間は成長して行くのでしょうかね。。

安心とは

こんにちは。伊柳です。

先日、静岡の「Bar・DRUCKER」に参加させて頂きました。

P・F・ドラッカー著書「経営者に贈る５つの質問」よりテーマである「使命」について勉強させてもらいました。マスター（中村さん）のお話は、どれもこれも興味深いものでしたが、その中でホウレンソウ禁止の会社があるという内容は衝撃的でした。

報告・連絡・相談をすることで依存してしまうと。

深いです。

ところで、会社の使命、あるいは私個人の使命とは何なのでしょうか。ぼんやり頭の中にあるものの、これを文章にするのは結構大変です。会社の経営理念は「お客様に安心と快適を提供します」とありまして、これは今後より発展しシンプルなものになっていくのだと思いますが、保険という仕事である以上「安心」という言葉は残るでしょうし、言葉として残らなくても強くイメージされていくでしょう。

ところで、我々にとっての安心とは一体何なんだろうか。ふとそんな事を考えていますと「現状と変わらないこと 」なのかと思います。今の自分が昨日と同じであること、明日も同じこと、これが精神的には一番安心できるような気がします。

3日坊主と言います（私もそうですが）が、根本的に現状を維持したいという思考が働くようですね。ダイエットをしようと思い、マラソンを始めると必ず翌日に筋肉痛になり、それが治るまで休もうと思っているうちにそのままやめてしまう。。。体（脳）の中ではそうした現状からの変化がに対して不安を抱き、拒絶反応を起こしているのでしょう。これは半分以上言い訳ですが、こうした思考があることを踏まえつつ、どうやって現状から脱却していくことができるのか、その方法を探ってみようと思います。

 

 

I was lovin' it

こんにちは。伊柳です。

先日、保険会社の勉強会で医療事情に関するお話を聴きました。その中で、日本と海外との病気に対する認識の違いについて、あるTVCMが紹介されました。このCM自体は以前からYoutubeなどでも見ることができますが、非常にショッキングなものです。

病室で夫の遺体のそばに立る妻。そして、死んだ夫の右手には食べかけのハンバーガーがあり、その後「I was lovin' it」というメッセージが。TVで良く見る“I’m lovin’ it” （マクドナルド大好き）が“I was lovin’ it” （マクドナルドが好きだった）という過去形になっており、そして“Tonight,Make It Vegetarian” （今夜は野菜を食べよう）というメッセージで締めくくられ、何と言いますか非常に含みの多い表現になっています。

このようなCMは日本では考えられませんし、当然アメリカでも賛否が分かれたと思いますが、普段何も考えていない食生活によって、病気への階段を着実に登っているかもしれないと怖くなりました。

特に、塩分のとりすぎには相当の注意をしないといけないようです。そろそろ健康診断でも満点がもらいにくくなる年齢になりましたので、気をつけたいと思います。

危機管理

こんにちは。伊柳です。

先週は、夏休みを利用して学校で論理学の勉強をしていました。講義内容や、勉強方法が今まで経験したものと違って、とても良い学びをすることができたと思います。

講義の中で、先生が「危機管理」というものについて少しお話をしてくださいました。

危機管理という言葉が多く使われるようになったのは、阪神大震災がきっかけとなったようで、その後発生したテロ事件などにより、一層強く意識されるようになったそうです。私が保険の仕事を始めたのは2000年でしたので、当時の教育プログラムにも普通に言葉として盛り込まれていましたし、これまでも特に意識することなく口にしてきました。

危機管理と言っても、管理（コントロール）するというよりも危険な要素を排除することに重点がおかれていて、排除することで安心ができるという結論に至っているようです。一般にはリスクという言葉が使われていると思いますが、ところがリスク（危険因子）は排除しても中々ゼロにはならないものです。ゼロにならないばかりか、同様に発生したり違う形で現れたりと、排除することが安心だという前提でいくら取り組んでも、思うように無くならないという矛盾に陥ってしまいます。

天気予報がパーフェクトにならないのと、少し似ているような。。

 

最近では、あらゆる場面でリスクという言葉を耳にしますが、今一度これが何であってどうすべきかを考えてみたいと思っています。