いやなぎネット

保険業界案内

副題を「あまり面白くない保険の話」として、ある勉強会で発表させて頂きました。

１時間３０分、一人で話続けるのは１０年以上前にＦＰのスタディグループで「がん保険」の発表をしたとき以来でしょうか。話すことは得意ではないのと、人様にお伝えできるような保険業界経験や知識があるわけではないので、どんな内容にしようかと長い時間考えました。

そこで、自分の経験・知識のみによる「主観的」と、一般の保険セミナー等では触れられていないと思われる項目を選び（これも主観ですが）ました。

MS Wordのアウトラインプロセッサと最近ほとんど触らないパワーポイントを使って、簡単なスライドとハンドアウトを用意しようと思いつつも完成が時間ギリギリになってしまいスライドのみに。話の内容はともかく時間的には偶然的にピッタリで何よりでした。

この内容をベースに、学問によって一旦破壊をした後に再構築して卒業論文に活かして行きたいと思いますが、果たしてどうなるか。。楽しみです。

人と財務諸表

国際金融を専門とする先生のお話の中で印象的だったお話。

先生はメガバンクでの勤務経験があり、人事や海外事情にも精通している方。その先生が学生に就職に関するアドバイスをしているときに、

・企業の人を見なさい

・企業の財務諸表をみなさい

この２点を話されるそうです。出てくる人を見れば、どんな企業なのかが分かるし、それが難しければ財務諸表だと。「企業は人である」ということをストック（蓄積）だとすれば、「出てくる人」はフローなのかと。

「出てくる人」これは、受付に出てくる人、電話に出る人、退職する人、などを指すと思うのですがお非常に深いお話だと感じました。ゼミ終了後に食事にでもお誘いしもっと深い部分についてお話を聴いてみたいと思っています。

 

100年でも入り口

お世話になっている京都の呉服屋さんから伺ったお話。

100年経てば老舗にはなれる。しかし、そこは入り口であり中身が問われる。

続けていれば良いというものではない。

深く刺さりましたね。私なんて、せいぜい14年。短い方ではないですが続けているだけにならぬよう中身の蓄積に努めなければ！

鵜呑みにしない

これは画期的な保険です！

という話を過去に何度も聞きました。そして、その画期的である理由をズラリと並べられ、まるで欠点が無いと言わんばかり。

保険料免除型、アカウント型、変額型、元本確定型、などなど。

私の性格上、気が済むまで否定的な視点で分析しないとお客様にご案内する気になれないので、画期的（と言われる部分）と一緒に分析結果もお伝えしています。なので販売実績もそれなりです（笑）

保険会社の中枢にいる人（天才？）が開発しているので完璧だと思われがちですが、まぁそんな事はありません。確かに私などに比べれば（比べる必要のないくらい）優秀な方たちであることは間違いありませんが、一方でライフスタイルの多様化と言われている時代に画期的商品など存在しないと考える方が自然だと思います。

だかといって常に疑うというのは良くないと思いますが、せめて鵜呑みせずに冷静に考えることを大切にしていきたいと考えています。

若者の自動車離れ

昨今の自動車保険料値上げ理由をお客様に説明するときに「若者の自動車離れ」という言葉を用いていますが、良く考えるとヘンです。

確かに自動車を所有する若者は減ったのかもしれませんが、決して「離れた」訳ではないのでは？

自動車メーカーのCMは「免許を取ろう」と、また違った角度から働きかけていますが＜離れた＞と言いますと、もともと若者が自動車に接していたかのように聞こえます。でも、そうではないでしょう。

単に自動車を所有する必要が無いですね。

私は自動車が大好きですし、高級車への憧れが仕事を頑張る源泉になっていますが、考えれば考えるほど購入する気になりません。＃現状では買うことができないという表現が適していますが。。

駐車場・税金・ガソリン代・自動車保険・その他消耗品代・・・レンタカーやカーシェアリングを利用すれば一気に解決します。これを超えるような何か（価値）がない限り、所有をしないことが最もEcoであると思うのですが、諸問題を一括りに若者のせいにしてしまうのは、やっぱりヘンです。

 

保険業界を俯瞰する

そろそろ卒論のことを考えなければと。何となく頭の中では考えてきましたが、丁度よい機会を頂いたので保険業界の概論をまとめています。

私の保険業界歴は14年ソコソコですから、まとめると言いましても相当主観的なものです。これを学んできた知識でブチ壊してから論理的に整理をしていきたいという訳なので、完成するのは少し先になりますが。。

せっかくなので論文を書くときのツールやコツを取り入れながら作業をしています。それにしてもWordのアウトラインプロセッサは便利ですね。ツールの進化に感心ばかりしていられませんし、こちら側のレベルを上げていかなければいけません。

レポート添削では赤線が目立ちますが、それなりに慣れてきましたし論理の組み立ても面白くなってきました。さて、出来栄えはいかに。

 

努力する人間になってはいけない

改題講演に参加させて頂き、当然のことながら私が行くような交流会とはまるで違う雰囲気と熱気でした。

ようやく読み終わり、感想文を出版社へメールできるまで一ヶ月以上経過してしまったのですが、今年から前厄に入る私としてはお祓いをして頂いたかのような清々しさを感じています。

「経済学を学びたい」という、いわば卑しい気持ちで5年前から勉強を始めたのですが、基礎学力が低い上に学校ではバイキングレストランのように概論だらけ。単位は獲得しても下手をすると数ヶ月で学んだことを忘れてしまっています。そのような中で時間が経つにつれ個別科学よりも、むしろ一般教科、そして哲学の方に惹かれて行ったのは知人から教えてもらった芦田先生のブログとTwitterによる衝撃があったからかもしれません。

http://www.amazon.co.jp/%E5%8A%AA%E5%8A%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E2%80%95%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%81%A8%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%A8%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%96%B0%E4%BA%BA%E8%AB%96-%E8%8A%A6%E7%94%B0%E5%AE%8F%E7%9B%B4/dp/494776712X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1379289655&sr=1-1

これは何度も読みたいと思います。鉛筆で線を引きながら。。

スタッフ採用と社長のブログ

スタッフを募集しているのに、なかなか採用できないという話をよく聞きます。就職難の時代と言われているにも関わらず、採用に苦慮されている企業も多いようです。

魅力ある会社は沢山知っていますが、その魅力をは恐らく私に見えているものであり、これから就職をしようとする人にとっては欠点として映ることもあるでしょう。待遇や社風、取り巻く環境など、様々な要素がある中で大きな要素となるのは「社長がどんな人なのか」という点ではないかと思います。

比較的スタッフ採用がうまく行っている会社（私が担当している）では、社長さんが頻繁にブログを書いています。採用に応募する方のほとんどがブログを読んでくれているようで、社長の考えや人となりを知った上で面接をするため採用に至るケースが非常に多いのだとか。

現に、スタッフを増員し新たに拠点も開設する計画が順調に進んでいるそうで、社内にも熱気が溢れています。ここで重要になるのは何と言っても継続だと思います。ある社長さんは10年以上もブログを継続されていて、今では全国各地からに彼を慕って人が集まってくるそうです。

これも継続は力なり。ですね。

海浜幕張にて

2年ぶりに行ってきました。契約手続きは無事に完了し、帰ろうと駅に向かって歩いていたら突然60代くらいの男性に声を掛けられました。どこかで見たことがあるような人にも思えたのですが…

「なんだ！今日は外回りか？」

人違いかと思い、その旨を伝えようとしたところ、

「覚えてないのか。俺は佐川急便で、あんたの会社にいつも出入りしていた田中だよ」と、深々と頭を下げられまして、その後、雑談のような感じでいろいろ聞かれました。

そのうちに「今日は競馬で設けてきた」と現金（たぶん300万円くらい）と、当たり馬券を見せられ「ちょっと時間あるか？」と言ってきました。久しぶりにお茶でもしようか的な雰囲気で。。。

いわゆる詐欺でしょう。

詐欺師に声を掛けられるようでは、まだまだ修練が足りないという事ですね。

皆様もお気をつけください。

 

良い会社の共通点

社長に徳がある。

社長の無茶ぶり(オフェンス)を許容しつつ、尊敬している社員(ディフェンス)が複数いる。

社員が仕事に誇りを持っている。

 

このような企業さんとご縁ができるのは、とても幸せなことです。