こんにちは。伊柳です。
お客様のニーズや価値観は多様化しています。私が高校生の頃には、とにかく早く自動車の免許を取って、自分で車を買いたいと思っていまして車関係の雑誌は相当読み漁っていました。そして会社員になって安定した生活を送ることや、やがて家庭を持ち地元で暮らしていく将来を描いていたように思います。
そういう中で、高校を卒業して社会人になりましたが周りにいる同期も、ほとんと同じような考えを持っていましたし、生命保険なども特に何も考えることなく加入をしていたと思います。悪い意味では、じっくり検討することもなく保険に加入していたことは非常にムダだったでしょう。
もし、これから保険に加入しようとするならば、どんなアクションを起こすのか。知り合いに聞いてみたり、保険会社に問い合わせたり、あるいはネットで資料請求をしたりと「検討するための情報」は比較的簡単に入手できます。でも、そこから先が問題です。数ある選択肢の中から、一体何を選べば良いのか。。。
選択肢が少ないということは良くないと思いがちですが、多すぎるというのも問題ですし、むしろ自賠責などのように強制加入という仕組みになっていたほうが、良いのではないかと思うことがあります。比較検討をするのは楽しいと思うこともありましたが、ここまでくると情報や雑音がありすぎまして、それぞれの選択肢が僅差で存在しているため判断に迷い、その迷っている時間が非常にムダになってしまい、結局、何の節約もできていないというジレンマも感じます。
コンシェルジュのように、ある程度の情報(交通)整理と、ある程度の後押しが大切なのではないか。
これは保険においても言えることだと思います。