こんにちは。伊柳です。
保険の見直しサービスは、それなりにやらせて頂いてきましたが生命保険を見なおして欲しいという要望が圧倒的でした。特に、特定の保険会社で扱っている商品を案内するだけでなく、複数の保険会社から適切なプランを提案するというスタイルも確立され、インターネットで契約ができる保険会社もできましてお客様へのプランニングのバリエーションも非常に多くなりました。
これは、良いことだと思うものの問題も出てきているようです。
一番の問題は、契約内容がわかりにくくなってしまうということだと思います。以前は、何らかの生命保険に加入すれば、それなりに保障項目が網羅されていましたから必要な保障が抜け落ちるということは無かったと思いますが、保障についても細分化が進みプランニングが自在になったため、契約内容の把握は難しくなったようにも感じます。
損害保険に関しては、加入していることすら忘れてしまっていることもあるようです。特に、住宅ローンと一緒に銀行などで加入した場合には契約期間が非常に長いため一度手続きをしてしまえば30年以上何も手続きをしないという契約があります。
人件費などの費用を削減し保険料を安くして、そして商品の細分化をすることで顧客ニーズに応えたはずなのに、その結果としてお客様は契約している内容を把握するのが難しくなってしまうという状況にもなっています。
ここで重要になるのは、やはり営業職員や代理店、あるいはファイナンシャルプランナーであると思います。少なくともお客様よりも保険に関する知識や経験は多いわけなので、保険の契約をした後もサポートができる存在でなければいけないと、改めて思いました。
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